(ぬかびらげんせんきょうおんせん なかむらや)


温泉奉行所北海道の温泉>ぬかびら源泉郷温泉 中村屋

2023年夏、全日本トライアル選手権出場と
カムイワッカ湯の滝を目指す旅の始まりです。
7/9敦賀発苫小牧着の新日本海フェリー『すずらん』へ乗船です。

7/10、20:30苫小牧東港に到着した『すずらん』号から
然別峡温泉を目指して夜の北海道をドライブします。
キタキツネよりもたぬきやアライグマの姿をよく見かけます。

北海道二日目の宿『ぬかびら源泉郷温泉 糠平観光ホテル』へチェックインする前に、
近くにある以前から気になっていた混浴を備える『中村屋』へ
ぶらり日帰り入浴で訪れてみた。



糠平辺りは大正時代、エゾマツやトドマツが生い茂る大原始林でした。
そんな山の奥地に優良なお湯が湧いているという話を聞き大正八年に調査に踏み切ったのは、
現湯元館館主からさかのぼること3代、島隆美翁だったそうです。



中村屋は、1931年に創業された「富士見館」から始まり、
1977年に中村正己社長が経営を引き継ぎました。
その後、昭和52年には団体ツアーブームが去った後、



15年ほど前に客室を19室まで縮小したそうな。
旅館内部は、地元産の素材を使用し、古民家から集めた梁や建具、
床板などを使用した客室を自身で製作提供しているそうです。



入り口フロントで入湯料金大人700円を支払って館内へ。
実は、当日コチラの宿へ宿泊予定でしたが、
あいにく満室と予約ができず宿泊できなかった宿です。



館内には所狭しと民芸品やアンティーク調の家具が陳列され目を楽しませてくれた。
私も覚えている昭和な品物から
北海道開拓時代の道具類も目を見張ります。



館内の見学もそこそこにして、
まずは混浴露天風呂の『ほしのさと』へと向かいます。
木製の渡り廊下は木の階段が上へ上へと続いています。



質素な脱衣場には籐の脱衣かごのみが置かれ、
日よけや雨除けの傘が壁に掛けられていた。
外はあいにくの雨模様なのでこの傘を借りて露天風呂へ。



前面に緑の草原が拡がりその奥には原生林が続くそんな場所に、
静かにたたずむ露天風呂が湯気を昇らせ迎えてくれた。
雨が降ったり止んだりの中、この身を露天風呂へ一体となる。



泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、
軟らかい湯はお肌がしっとりする入湯感であります。
実測温度は43.0度と適温でとっても気持ちよい。



前面の草原地帯には時折エゾシカが遊びに来ることがあるらしい。
この日は天気が悪いのか遊びに来てませんね。
湯は完全かけ流しの大量放流だ。



注ぎ込まれる湯の温度は実測51.0℃と結構熱く、
湯口に近ければ近いほど湯船の温度も熱くなる。
温泉の淡い香りを楽しみつつしばしの極楽タイム。



木製の塀も枯れ果てて雰囲気たっぷりの露天風呂は、
女性入湯者など他の入湯者もなくしばしの独泉タイムです。
チョット寂しいですが、自分との対話も楽しめたかな。



朽ちた木塀にひとつのスイッチ『星釦』があります。
夜間の入湯時、照明を消灯することによって、
夜空に浮かぶ満天の星空が鑑賞できるという代物だ。



のんびり湯あみしていたら突然の大雨に見舞われた。
夏の北海道は雨が降ればさらに気温が低下して、
大きな雨粒で落ち着いて入湯できなくなってきたから内湯へと移動します。



さらに旅館の奥へと進めば金属製の貴重品ロッカーがあって、
階段を降りて行くと大浴場の入り口が見えてきた。
昭和の古い施設だが、懐かしい雰囲気がたまらない。



薄暗い照明の広い脱衣場には脱衣ロッカーはなく、
籐の籠のみだが、木の根を加工した腰掛など
味のある木工製品が並べられています。



内湯空間へ移動すれば、ガラスブロックで構成された壁からは
淡い光が差し込み、ヒトデのような湯船の湯面にその光が映り込み
なんだか不思議な異空間へ迷い込んだかのようです。



無色透明の源泉かけ流しの湯船は、
レトロな淡いブルーのタイル張りでとてもきれいです。
湯船に浸かれば湯は重曹系の軟らかいお湯で気持ちよい。



実測温度は42.2℃小さく細かなタイルが目に映える温泉は、
お肌を整えるだけでなく、身体の芯までよく温まります。
改めて浴室内を見渡してみてみると、



天井もオールタイル貼りでアールデコ調の装飾は美術館的な美しさ。
音の反響が半端なく響き渡る内風呂空間は、今まで入湯した温泉では日本一です。
ここでカラオケ歌えば上手くなった気分になるかも知れませんね。



内湯の端の隅っこに小さな湯船がひとつ、
かわいいタイル貼りの透明な湯はチョット温めで気持ちよい。
勢いよく溢れ出す湯を見ながらゆっくり湯浴みできました。



実測温度は40.2℃と大きな湯船と2℃の温度差があって、
交互に入湯すればまた違った湯の楽しみ方が味わえた。
それにしても綺麗な内湯のタイル貼り。



ノスタルジックな温泉空間に温泉と自分が同化する。
時間の経過が日頃の現実社会とは異次元のような錯覚に陥る不思議なエリア、
温泉を愛する皆様に是非入湯していただきたいです。



純温泉を提供している湯船は入湯される方も大切にしないといけない。
水で湯加減を調節する際は、周りの湯客に声をかける、
湯から上がるときは水を止める、よろしくお願いします。







湯上がり後、民芸でいっぱいの館内を見学します。
小さなスペースに見慣れない調度品や食品の展示が楽しかった。
エスプレッソの無料提供もうれしいですね。

存分に中村屋を堪能したのちに、
本日の宿『ぬかびら源泉郷温泉 糠平観光ホテル』へと向かいます。

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温泉の場所 糠平温泉 湯元館の地図【温泉奉行所】
糠平温泉 湯元館の地図【温泉奉行所】


コメント 糠平温泉は観光客も少ない静かな穴場的温泉だ。
温泉の泉質




源泉名:鉱泉地1号/泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性‐弱アルカリ性‐高温泉) /源泉温度 49.8℃/ph7.8/湧出量毎分35L毎分(自然湧出)

適応性 神経痛・筋肉痛・関節痛
営業時間
午前7:30〜10:00
午後14:00〜20:00閉館(最終受付19:30)
料金
日帰り入浴
大人700円
小学生400円
幼児300円
入浴施設
男女別内湯各1、混浴露天風呂1
備品等 シャンプー、ボディーソープ

連絡先

〒080-1403
北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷南区
TEL 01564-4-2311
FAX 01564-4-2367

お気に入り度
塩素消毒臭度  012345(源泉かけ流し)
駐車場 20台分あり無料
公式HP ぬかびら源泉郷温泉 中村屋の公式HP
温泉情報
アクセス 公共機関:JR 帯広駅から60km糠平温泉郷行きバスで約90分、終点下車。
車:帯広から約60km、約1時間
入湯日付 最終訪問日:2023年7月12日(水)雨


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