2025年の夏休み『娘と巡る日光東照宮の旅』をテーマに
初日の宿泊地に選んだ温泉地は、神奈川県『底倉温泉　つたや旅館』
宿に向かう前に箱根温泉郷で湯めぐりを開始します。

お昼過ぎに到着した箱根温泉郷、
一湯目の宮城野温泉会館から二ノ平温泉『亀の湯』を経由して強羅温泉へと到着しました。
ここ強羅温泉は明治27年早雲地獄からの引き湯で開発が始まりだそう。

強羅温泉は現在、大涌谷からの引き湯した乳白色の温泉（酸性-硫酸塩泉）
早雲山から引き湯した温泉(単純硫黄泉）を中心に、単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉など
多種多様の温泉を同一地域内で堪能することのできる箱根でも有数の温泉場です。



ネット検索でヒットしたコチラ強羅温泉『楽々花（ららか）』は、
平成17年（2005年）に開業した3階建で客室数全10室の小規模ホテル。
平日のお昼過ぎ、のんびり日帰り入浴してみました。



外観は２階建てのように見えますが、
玄関は２階部に位置し、ここから見えない場所に１階が存在しています。
玄関を進んで右側にフロントがあります。



呼び鈴を鳴らせば奥から男性スタッフが対応してくれた。
入湯料金１２００円を支払い、大小の貸しタオルを受け取って階段下の浴室へと向かいます。
館内は洋風の立派な調度品が並べられとても静か。



館内は私以外の湯客はいないらしくとっても静か。
きわめて洋風のホテルではあるが、所々に和調なアイテムもあってほっこりさせられる。
階段をトントンと降りて行くと男女別の浴室入り口が現れた。



脱衣場へ入ればブラウン系の和風落ち着いた空間へと移行します。
暗い裸電球調の照明のもと、脱衣して入湯準備を整える。
すでに辺りには淡い硫黄の香り漂い温泉気分を盛り立ててくれた。



脱衣場から左の扉を開けると内湯スペースです。
窓際隅にある扇形湯船にはエメラルド色に染まる湯が満たされている。
早速コチラから入湯します。



湯は加水加温なしの源泉かけ流しと思われますが、、
かけ流される湯の量は少な目で、若干火薬の香りを感じるお湯なのです。
実測温度は４２．９℃とチョッピリ熱く気持ち良い適温湯。



キシキシ感とスベスベ感ある浴感で、ｐH2.1ということもあって
ヒリヒリする感覚も肌を通して伝わってきます。
源泉と思しき注ぎ込まれる湯の温度は実測５１．１℃ととても熱い。



洗い場は御覧の通り小規模な設備ではあるが、
アメニティーも取り揃えられており手ぶら入浴が可能です。
続いて露天エリアへと場所を移します。



一度、脱衣場へ戻って別の入り口から露天エリアへと向かいます。
５～６人サイズの石造り木枠湯船は循環加温あり、塩素滅菌ありとのこと。
夏場は源泉かけ流しということですが、判断に苦しむお湯なのでした。



実測温度は４０．１℃とぬるめの設定で、
外気の爽快さと相まって湯が楽しめる露天風呂となっております。
正面に見えるは、明星ヶ岳（大文字山）の眺めが素晴らしいですね。



大文字山を眺めながらゆっくり湯を愉しみます。
この大文字山も京都と同じ８月１６日に『大』の字が焼かれて夜空に浮かび上がるそうだ。
同時に花火も打ち上げられて夏の箱根の一大イベントとなっているそうです。



湯口から飛び出した緑のホースは風情台無しですが、
注がれる湯の温度は４０．０℃と湯船温度とほぼ同じ。
温度差がないことから露天風呂は循環加温されているのかもしれない。



湯上りはフロント前のソファーで一服、
大きなガラス窓の向こうには大文字山が一望できて素晴らしいです。
終始貸し切りで状態で利用できたことに感謝します。


次は本日の宿『底倉温泉　つたや旅館』へと向かいます。

箱根温泉郷で宿をお探しの方、
宿に直接予約するよりもじゃらんnetや楽天トラベルを介してする方が
お安く泊まれることが多いですよ。↓