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温泉奉行所>石川県の温泉>山代温泉 大江戸温泉物語 山下家 |
2025年4月、母と一緒に北陸温泉旅行の旅と題して、 石川県の山代温泉へと向かいます。 本日の宿は『山代温泉 大江戸温泉物語 山下家』です。 山代温泉は源泉を見守る一羽のカラスが始まり。 約1300年前の神亀2年(725年)に行基という名の高僧が霊峰白山へ修行に向かう途中、 一匹の烏が羽の傷を癒している水たまりを見つけたのが今に受け継がれているという山代温泉。 この故事に登場するカラスが、 古事記や日本書紀にも出てくる伝説の霊長、三本足のヤタガラスです。 その湧水が温泉だったので人々は「烏の湯」とも呼んで親しんできたそうです。 ![]() 山下家は1805年(文化四年)に加賀藩主の湯治場として始まり、 創業200年余りの歴史を持つ老舗旅館です。 今でも当時、お殿様が入湯されたとされる湯殿が玄関右横に現存しております。 ![]() (当時の殿様の湯殿も今は鯉の池) 2009年には大江戸温泉物語と業務提携し、 2024年4月にPremiumにリニューアルされたそう。 期待半分、不安半分で13時30分ごろ到着します。 ![]() チェックインの時刻15時よりも1時間以上早く到着したが、 駐車場の案内係のスタッフも迅速に対応してくれた。 それにしても巨大な温泉旅館に期待に胸が膨らみます。 ![]() エントランス部分は1980年代温泉ブームの名残を感じます。 当時はバブル経済と呼ばれ、社員旅行などの大人数での利用や 若い女性を中心に、友人同士や家族連れでにぎわいました。 フロントでチェックインの手続きを行います。 食事の時間や客室の場所、浴室の場所や利用時間の説明を受けて まずは客室へと向かいます。 ![]() フロントのある金城棟からエレベーターへ乗り込み4階へ、 そこから遊洛棟を経由して、紫雲棟のエレベーターで11階の客室へ到着します。 さらに奥には奥殿棟という客室もあってまさに巨大である。 ![]() 客室の格子引き戸を開けると和風で大きな踏み込みがお出迎え。 ![]() 広~い、三つもあるお部屋は一人で宿泊するのはもったいない。 母は友達と同部屋だから私は一人で利用なのです。 10畳の畳部屋にお布団がすでに敷かれています。 ![]() ソファーが置かれた洋間からカーテンを開けると 山代温泉街の街並みを一望することができました。 さすが11階からの景色は素晴らしい。 ![]() 茶菓子などの準備はなく、 浴衣もロビーから好みの柄を選んで借りてくる大江戸スタイル。 客室には帯とタオルの用意しかありません。 ![]() コチラ小さな和室は存在するだけで、 私は最後まで使うことがなかったけれど、 母の部屋では4人の宿泊、ここにも布団が敷かれていました。 ![]() では早速、館内温泉巡りに出発です。 まずは紫雲閣13階屋上にある加賀天空の湯へと向かいます。 ここは時間によって男女入れ替え制になっている浴室です。 ![]() 内湯も兼ね備える天空の湯、 内湯はパスして天空の露天風呂へとやってまいりました。 お~、絶景かな~。 ![]() 遠くに加賀大観音像をはじめ、 山代温泉の街並みがパノラマで望めます。 そしてこの露天風呂、天空と連なるようなインフィニティ湯船となっている。 ![]() 実測温度41.8℃と適温の湯は、 若干塩素を感じる循環加温式の温泉利用で、 わずかなツルスベ感はあるが、無色透明の湯からは温泉らしさはあまり感じられない。 ![]() 『加賀天空の湯』にも内湯があるので紹介します。 シックな石張りの高級感あふれる湯船からは窓越しに街並みの景色が一望、 お湯は同じく無色透明の循環加温式の温泉利用です。 ![]() なんだかんだしているうちに夕食の時間となりました。 バイキング形式で提供される食事はどんな感じなのでしょうか。 よくある内容で特筆すべき食材はなかったです。 おかずの種類は豊富なのですが、 焼肉は形成肉、味は濃いめ、地域の名物料理あまりなし。 昔の湯快リゾート廉価版に近寄ったようで残念だった。 ![]() 山下家には『加賀天空の湯』の他に4階にも内湯があります。 食事が終わったのちに内湯を訪れてみました。 ちなみに男女の入れ替えのない男湯で、反対側に女湯の入り口があります。 ![]() 脱衣場は、グレーのタイルカーペットが敷き詰められ 建具や調度品も新しくとっても快適です。 鍵付きロッカーはお好きな場所を使用して、内湯へと向かいます。 ![]() 大きなガラス窓の傍に長方形の巨大な湯舟が迎えてくれる。 お湯は残念ながらの循環加温式ですが、消毒臭は控えめでした。 窓からの景色は山の緑ですが、のんびり湯あみできました。 だがしかし、厨房系フライ物の油のにおいが紛れ込んでいるのか 浴室内はフライ物のにおいが充満していてとても気になりました。 温泉気分も半減なのです。 ![]() 内湯には立派なサウナも提供されていて サウナ好きなみなさまが汗を流して楽しんでおられましたね。 入客数のわりに入湯者は少なく感じました。 ![]() サウナ用の水風呂も提供されていたので、 私は大きな湯船とコチラ水風呂の交互入浴で楽しみました。 こんな大きな浴室をほぼ私一人で堪能できたのは良かったですね。 ![]() 温泉で存分に汗を流した後は、浴室前にあるラウンジで湯冷ましします。 コチラのラウンジではジュースなどの清涼飲料水をはじめ、 生ビールや酎ハイ、水割りが無料で楽しめるのです。 ![]() 炭酸水を飲んだ紙コップで試しに生ビールを注いでみました。 おおう、本物の生ビールが並々と紙コップに注がれ泡が溢れこぼれます。 やっぱりお風呂上がりのビールはおいしいですよね。 ![]() 子供さん向けにアイスキャンディーも食べ放題となっております。 飲み放題のラウンジは大江戸温泉物語さんのウリとなっているらしく、 旅客のみなさんは楽しそうにラウンジでくつろいでおられましたね。 ![]() ラウンジから窓越しに中庭が望める位置で寛ぎます。 中庭には、太閤豊臣秀吉より拝領した灯篭など配列され、 山下家が加賀の本陣だったことを忍ばせてくれた。 ![]() 次の日の朝、朝ぶろを存分に楽しんだ後の朝食。 朝食もバイキング形式での提供でしたので、 無難に和食をチョイスして食事を堪能しました。 チェックアウトまでの短い時間に、 無料タイムとなったカラオケルームに飛び込んで 久しぶりに歌ってみました。音痴なのがよく分かったのでした。 次は片山津温泉『総湯』へと向かいます。 山代温泉『山下家』で宿をお探しの方、 宿に直接予約するよりもじゃらんnetや楽天トラベルを介してする方が お安く泊まれることが多いですよ。↓
一度お試しあれm(_ _)m |
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温泉の場所 | ![]() |
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コメント | 山代温泉老舗旅館はバブル時代を髣髴とする巨大温泉旅館。 |
温泉の泉質 |
源泉名:山代温泉/泉質:ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉) |
適応性 | 筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進 |
営業時間 |
日帰り入浴時間/7:00~10:00、15:00~24:00(最終受付22:00) |
料金 |
日帰り入浴 平日 大人1240円 (土日祝日繁忙期1790円) 小学生690円 (土日祝日繁忙期910円) 小学生未満無料 |
割引情報 | |
入浴施設 |
男女別内湯各1、露天風呂1(男女入れ替え制) |
備品等 | ボディーソープ、リンス、シャンプー |
連絡先 |
〒922-0242 石川県加賀市山代温泉18-124 TEL:050-3615-3456 |
アクセス | 電車:北陸新幹線ほか加賀温泉駅より車で約15分 ※送迎バスでの所要時間は山代彩朝楽経由で約20分です 車:北陸自動車道 加賀ICより約15分 |
駐車場 | 120台分あり、無料 |
お気に入り度 | ![]() ![]() ![]() |
塩素消毒臭度 | 012345 |
公式HP | 公式HP |
温泉情報 | |
入湯日付 | 2025年4月27日(日)~28日(月)曇り |
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