(らうすおんせん くまのゆ)



温泉奉行所北海道の温泉>羅臼温泉 熊の湯
 

2023年夏、全日本トライアル選手権出場と
カムイワッカ湯の滝を目指す旅の始まりです。
7/9敦賀発苫小牧着の新日本海フェリー『すずらん』へ乗船です。

7/10、20:30苫小牧東港に到着した『すずらん』号から
然別峡温泉『鹿の湯』を目指して夜の北海道をドライブします。
キタキツネよりもたぬきやアライグマの姿をよく見かけます。

二日目の宿『オーロラファームビレッジ』を早朝にチェックアウトし、
向かった先は本日三湯目、羅臼温泉『熊の湯』
辺りは知床の原生林に囲まれた秘湯感漂う温泉を堪能してまいります。


(今まで何度も前を通り過ぎてきた熊の湯にやっと到着できました。)

知床半島横断道路国道334号線の羅臼町側にあって
冬季は通行止めとなる国道沿いのある温泉。
知床半島の原生林に囲まれつつ今から温泉を堪能してきます。



橋の上ですれ違った白シャツのおじさんは相泊温泉で出会った人、
熱くて入湯できなかったと不愛想に答えてくれた。
この温泉はもともと地元漁師さんが日々の疲れをいやす温泉だったらしい。



羅臼川を下流に向かって望んでみました。
北海道滞在中、唯一の青空が見え隠れ、この後大雨になるなんて…。
下方の森の中からも温泉の湯気が立ち昇っていますね。



小さな木製の橋を渡ったところにある湯小屋が熊の湯です。
標高230メートルにある熊の湯はいったいどんな温泉なのか。
辺りには淡い硫黄の香りが漂い、いい気持ちになってきた。


(寄付金箱に白い硬貨を入れました。)

湯小屋は男女別に分かれた脱衣場で構成されており、
小屋の中には内湯はなく、手作り感満載の小さな脱衣場のみがあります。
入湯の際は『熊の湯入湯十カ条』をよく読んでからお湯に浸かりましょう。



湯を掬う桶は脱衣場内にあるからそこから借りて湯を浴びます。
ところがどっこいこの湯の熱いこと熱いこと、
しっかり身体を洗ってから入湯しなさいと十カ条にあったからね…。



青白く濁る湯は、泉質:含硫黄-ナトリウム塩化物泉
入湯する前に湯船の温度を測ってみれば実測47.1℃となかなか熱い。
淡い硫黄の香り漂う温泉は当然完全かけ流しの湯船です。



一度軽く入湯してから少し休憩し、二度目にゆっくり入湯すれば何とか入れます。
ほとんどの観光客は足の先を湯に浸けて、その熱さに恐れおののきしっぽを巻いて退散します。
熱いのは湯船の上層部だけのようにも感じられ浸かれば意外と気持ちよい。



ゆっくり入湯していると、一人の地元民と思われるおじいさんが現れた。
おじいちゃん:『おにいちゃん、熱くないか?』
私:『ぬるくて風邪ひきそうです(笑)』

そうです、いつも地元民から放たれる名セリフを言い返してみました。
唖然とした地元民も結局、熱い湯船に水を入れ始める始末。
水を入れてからは観光客にも入湯できる温度になりました。

ここは男湯に女性が入浴しても良いルールなのですが、
ここに女性が好き好んで入ってくるってどんなタイミングなんでしょうか。
食塩含有の硫黄泉はすぐに体の芯まで温まる素晴らしいお湯でした。

川のせせらぐ音、淡い硫黄の香り、そしてとっても熱い熊の湯、
こんな素晴らしい温泉の思い出はきっと冥途の土産になりそうだ。
守ってくださっている地元の方に感謝申し上げます。


次は、27年ぶりに訪れる『カムイワッカ湯の滝』へ向かいます。


ここまで読んで頂いた皆様にだけお伝えします。
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温泉の場所 瀬石温泉の地図【温泉奉行所】
瀬石温泉の地図【温泉奉行所】


コメント オホーツク海に浮かぶ国後島を望みつつ混浴の野天風呂が愉しめる。
温泉の泉質

泉質:含硫黄-ナトリウム塩化物泉/泉温99度/pH7.3

適応性
営業時間
24時間
※朝3〜7時の間に清掃している場合があります。清掃が終わってから入浴願います。
料金
寸志
入浴施設
混浴露天風呂1、女性専用露天風呂1
備品等 洗面器

連絡先

〒086
北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町
0153-87-2126(羅臼町産業創生課)
アクセス 車:根室中標津空港から約65km
公共交通機関:中標津バスターミナルから阿寒バス羅臼行きで1時間30分、終点下車、タクシーで10分
駐車場 約7台分あり、無料
携帯電話
Wi-Fi
携帯電話圏内
Wi-Fiなし
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345完全かけ流し
公式HP 羅臼町公式HP
温泉情報
入湯日付 最終入湯日:2023年7月13日(木)


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