(おくきぬおんせん かにゆ)



温泉奉行所栃木県の温泉>奥鬼怒温泉 加仁湯
 

2025年の夏休み『娘と巡る日光東照宮の旅』をテーマに
二泊目の宿泊地に選んだ温泉地は、栃木県『奥鬼怒温泉 加仁湯
娘と関東で待ち合わせ、宇都宮で餃子を食べてから向かうことに。



この日は朝から台風の影響で猛烈な雨模様、
宇都宮餃子みんみん鹿沼店で餃子を食べながら、
温泉や日光東照宮への旅程を詰めます。

さて、満腹になったところで一路『加仁湯』へ向かいます。
加仁湯へは直接マイカーでは向かえないので、
手前にある女渕沢駐車場へアクセスします。



15時に加仁湯から送迎バスが迎えに来るから
その時間に合わせて駐車場へ到着するようにします。
画像は次の日の青空ですが、当日は曇天の雨模様でした。



送迎バスで悪路に揺られること約25分、
若干車酔いに見舞われるが無事に加仁湯に到着します。
同乗していた湯客は10数人でした。



唐破風屋根のカッコいい玄関先に
大きな提灯二灯が吊り下げられ温泉気分を盛り上げてくれた。
中に入ると、フロント前で宿についての説明が始まります。



第二、第三露天風呂は混浴だとか、
食事の時間、明日のバスの送迎時間など説明がありました。
フロント横にある囲炉裏には動物の剥製がたくさんあって、チョット怖い…。



『良き温泉場には動物のはく製が展示されている』温泉サムライ談、
やはりコチラも動物のはく製がこれでもかってぐらいに並べられているのを見ていると
きっと加仁湯も最高の温泉が期待できるなって感じます。



本日予約したのは積善館3階の客室、
娘と一緒だから少し良い部屋を予約してみました。
こんなに山奥なのにとてもきれいな和室です。



客室へ入ってお茶で一服、
お茶うけに『旨いもん焼』というあんこの入った和菓子が提供されていた。
えっ、お部屋の冷房はないんですね!



窓からの景色は、鬼怒川渓谷を一望できる素晴らしい風景が広がり、
頭上にはイワツバメの巣が二つあって親鳥が引っ切り無しに餌を持ち帰り
数匹のヒナに与えていました。



娘との談話も程々にして、
部屋に備え付けてあった浴衣に着替えて館内湯めぐりへと出発します。
娘は温泉にはあまり興味がないとみえて、お部屋でのんびりするらしい。



エレベーターで2階へ向かって降りて左奥へと進みます。
突き当りの引き戸を開くと奥に第一野天風呂は女性専用、
右に第三野天風呂は混浴ですが、男女別の脱衣場の入り口があります。



硫黄の香り漂う山小屋チックな木の脱衣場にはプラスチック製の脱衣かごが並ぶ。
ここは籐の脱衣かごで雰囲気を出してほしかったですね。
その他備品がない大変シンプルな脱衣場で入湯準備を進めます。



第三混浴露天風呂の脱衣場から扉を開けると、
目前に広がる青白い湯船と心地よい硫黄の香りに包まれる。
重厚な古民家風屋根の元、混浴岩風呂が横たえています。



日によって濁った色が違うという『一期一湯』の温泉らしい。
混浴で楽しめる岩風呂は、
雄大な鬼怒川渓谷を望みつつ存分に湯浴みが愉しめる。



幸いにも雨も小康状態で温泉入湯にも影響がない中、
わずかに霞が出ている鬼怒川渓谷と温泉から立ち上る湯気が幻想的。
いや〜ここまで来た甲斐がありました、気持ちいい(^^)



湯に浸かれば濃厚な硫化水素の香りに加え、火薬の香りをも感じられた。
思ったほどに酸性も強くなく、お肌にも刺激が少なく良き温泉だ。
向かって右側の辺りは実測温度42.7℃と適温でした。



反対側の湯船には底から源泉が注がれているため、
実測43℃から44℃とバラツキがあってチョット熱めの設定となっていた。
ここは何も考えず無心で温泉入湯…、もちろん源泉かけ流しなのです。



続きまして第二露天風呂へと向かいます。
第三露天風呂から少し戻った所にありました。
ロマンの湯と第二混浴露天風呂は中途半端な位置にあるアルミ戸から入場だ。



味気ないアルミの銀色ドアを開けるとそこには木製の空間が現れた。
左の茶色の引き戸を進めば第三野天風呂、
奥に進めばロマンの湯の脱衣場と飲泉場、浴場へと続いています。



備え付けの屋外用スリッパに履き替えて第三野天風呂へと向かいます。
簾小路を少し進んだところから下に続く階段が現れる
左に進めば貸し切り風呂の脱衣場、そこで脱衣して第三野天風呂へ。



第三野天風呂の脱衣場はコチラを使用するか、
ロマンの湯の脱衣場で脱衣して裸体にタオルを巻いて
さっきの通路を歩いて野天風呂へ向かうかのいずれかかな?



総木造りの脱衣場に無駄な調度品などない質素なつくり。
温泉成分表が掲げられていたので拝見してみると、
源泉名:加仁湯奥鬼怒4号、含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉と掲示



第二混浴野天風呂の探索、最初の湯船は小さな岩風呂『カモシカの湯』は無色透明の湯、
源泉名:加仁湯竹の湯のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉なのでしょうか?
湯船は二人で入るぐらいの大きさで入湯すれば湯が溢れだす。



実測温度は42.4℃と適温で気持ちよい。
無色透明の湯は軟らかな浴感でまったく癖もない。
もちろん源泉かけ流しで前面の鬼怒川渓谷を望みつつ湯浴みが愉しめる。



第二野天風呂二つ目の湯船は岩風呂に青白い湯に満たされている。
見た目に立派な岩風呂ですが、お湯の保有水量が少なく
入湯してみると少し窮屈な湯船なのでした。



もちろん源泉かけ流しで実測温度は42.3℃と適温、
硫化水素の香りに包まれて、優しい重曹のベールにも包まれる。
そんな湯を感じながら加仁湯を満喫しました。



客室から丸見えの温泉プールはどうやって入ればいいのか?
一瞬悩んだが、そのまま裸で入ってみました。
左は青白く濁る含硫黄温泉、右は竹の湯か真水か?



まずは左のプールへ入れば実測37.8℃と体温に近い温泉プール
硫化水素の香り漂うプールは大変浅く、泳げば足が底に当たって泳ぎにくい。
子供が溺れないことを考慮しているのだろうか?



右側のプールは無色透明の温泉水使用なのかな?
実測温度31.3℃と夏には気持ち良い水温ですが、
屋外で日当たり良好のプールは藻の繁殖が凄い、清掃不足なのか足に藻が絡みます。



混浴エリアである第三野天風呂は、
ご夫婦で入湯を楽しまれる方が多く散見されました。
入湯の邪魔にならないように私は早々に退散します。



一旦浴衣に着替えてロマンの湯を目指します。
入り口前には飲泉所が設けられていてお湯をテイスティングすることができた。
あまりおいしいものではありませんが、訪れた際には是非どうぞ!



コチラ脱衣場でもう一度浴衣を脱いで「ロマンの湯」へ
ここは加仁湯に湧く五つの源泉がそれぞれ楽しめる露天エリアで楽しみだ。
アルミの引き戸を開けると、



細長いスペースに細かく区切られたエリアに
それぞれ小さな湯船が並んでいます。
右奥、「竹の湯」から利き湯・比べ湯の始まりです。



一番右にある桶の湯船手前の床がとても滑りやすく危うく転倒しそうになった。
下に敷いてある人工芝も頼りないので入湯の際はご注意ください。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉、pH6.8のほぼ中性



源泉名「たけの湯」は無色透明の湯、
実測43.5℃の適温で癖のない湯は湯上りに浸かりたくなる湯。
風呂桶がバラけてしまいそうでチョット怖い。



左、源泉名「ガケの湯」は五源泉の中で2番目に溶存物質が多い源泉です。
実測温度は44.1度、泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉
pHは6.7でほぼ中性、成分組成は黄金の湯とほぼ同じです。



5源泉の中でもっとも溶存物質が多い源泉で、泉温が高く湧出量も多いです。
炭酸水素イオンの比率は低く、食塩が主成分となっています。
一番特徴の出ていることが分かった湯船でした。



実測温度は45.5℃と熱めの湯で、
塩分濃度が濃く、とてもよく温まるお湯なのです。
硫化水素の香りも濃厚に感じるのは私だけでしょうか?



溶存物質が1リットルあたり1.313gで適度な炭酸ガス及び硫化水素を含むため、
湧出直後からコロイド硫黄成分により「濁り湯」が生じます。
殺菌作用も強いために皮膚病にも効果があります。



実測温度44.0℃と少し熱めですが、
溶存する温泉成分によってその熱さは軽減される。
炭酸ガスが多いなどの情報は湯船の近くに掲示していただきたい。



奥鬼怒4号ほぼ黄金の湯と同じ成分組成ですが、
温度と湧出量が異なります。
前面に広がる超自然な景色を望みつつ楽しむ温泉は気持ち良いのだ。



実測温度は43.2℃と一番ぬるい湯船ですが、
ホースの水を湯船に入れることで温度調節は可能です。
「たけの湯」以外硫化水素の香りが強く”きき湯”は難しいが是非を試しあれ!

温泉ばかり入湯しているのも娘に申し訳ないので、
早めに部屋へ戻ってしゃべくりタイム。
夕食は18:30からだというのに10分遅刻して1階食事処へと向かいます。



1階にある畳の大広間にて夕食です。
給仕されているスタッフは全員外国の方々でネパール人やモンゴル人ぽい方もいます。
ビールを注文して…、乾杯、いただきます。

   

和食を中心とした料理が並ぶ中、目新しい食材といえば、
うるいのお浸し、黒っぽく小さなキノコはアミタタケ、
アマゴは塩焼ではなくフライでの提供で残念であった。



私は、吉野敏明が提唱する『4毒抜き』を実践しているので、
フライなどの油もの、小麦粉を使ったうどんは食べないのです。
4毒抜きの食事を実践して花粉症、神経痛、脂質異常症が治りました。

4毒とは、小麦粉、植物性油脂、乳製品、甘いもので、
それらを食生活から排除し、健康を回復する食事療法です。
現在、私は血圧も低下し、視力も回復しているのでその効果は絶大です。



夕食から帰るとお布団が敷かれていました。
夕食後に貸し切り風呂を予約していましたが、
ビールを飲みすぎて酔ってしまって行くことができなかった。残念



酔いが覚めてから向かったのは1階にある内湯です。
エレベーターを降りると正面に入り口があるのでわかりやすい。
重厚な石造りの入り口はまるで城郭の一部のようです。



古い旅館の内湯脱衣場ですが、
改装も程よく施工され心地よい空間が提供されております。
温泉施設の備品も取りそろえられ、快適に脱衣もできます。



内湯のガラス戸を開けるとシャワーやカランの並んだ洗い場空間、
ガラス窓越しに内湯湯船が透かして見えています。
湯船に行くにはもう一つの引き戸を開けるという謎の空間。



内湯は露天風呂と違って灰色に濁る湯に満たされていた。
豪快なかけ流しではなく、細いパイプから細々と湯が注がれ
若干ダイナミックさに欠ける湯船ではあるが、ゆっくりと入湯してみると、



実測40.2℃と館内湯船(プールを除く)で一番低温の湯船です。
硫化水素の香りもおとなしく、温泉の鮮度も幾分悪く感じました。
やっぱり貸切風呂に行けばよかったな〜



露天風呂エリアには洗い場はなく、
内湯のみの提供なのでコチラで身体と頭を洗います。
窓の外には第二露天風呂に展開する照明が点々と点灯していた。



次の日の朝、前日と違って青空が広がっています。
早朝に『日光澤温泉』までお散歩、コチラ施設は女渕沢駐車場まで送迎がなく
徒歩で2時間を要するという混浴を備えた山小屋的な温泉施設なのです。



日光澤温泉への入湯は次の課題として散歩から無事に帰還し、
第三野天風呂を独泉にて存分に温泉を楽しんだ。
雲ひとつない青空にお月さんがぽっかり現れていますね。



朝食は7:30から夕食を食べた1階の大広間です。
品数豊富に取り揃えられ、
ヤマメひらきの焼いた香りが食欲をそそります。



水しか入っていない鉄鍋には温泉水に満たされて、
そこにご飯を入れて炊きこむと温泉お粥の出来上がり。
朝から食欲が止まらない食事となりました。



そうこうしている内に9時、送迎バスの出発時刻です。
出発前に玄関前にあった足湯を見学します。



足湯に提供しているお湯もしっかり青白く濁っている。
陽に当たるお湯は青緑色にも見えるお湯は幻想的にも目に映る。
もう少しゆっくりしたいがバスの出発時刻が目前だ。



女渕沢駐車場から一路、日光東照宮へ。
15年ぶりに訪れた東照宮は相変わらず煌びやかで美しい。
遠くへ行ってしまった娘に次回会える日はいつのことなのか〜(泣)

次に訪れたのは、埼玉県にある四季の湯温泉『ホテルヘリテイジ』です。

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温泉の場所 北温泉の地図【温泉奉行所】
北温泉の地図【温泉奉行所】


コメント 標高1350メートルにある秘境系温泉地は混浴野天風呂を備える。
泉質 源泉名:加仁湯 黄金の湯/泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(低張性-中性-高温泉)/源泉温度45.3度/pH6.6/成分総計:1.093g毎kg/湧出量179.3リットル毎分(動力揚湯)

源泉名:加仁湯 鬼怒川4号/泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(低張性-中性-高温泉)/源泉温度64.1度/pH6.4/成分総計:1.684g毎kg/湧出量61.6リットル毎分(動力揚湯)

源泉名:加仁湯 岩の湯/泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(低張性-中性-高温泉)/源泉温度60.8度/pH6.7/成分総計:1.697g毎kg/湧出量8.2リットル毎分(動力揚湯)

源泉名:加仁湯 崖の湯/泉質:含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(硫化水素型)(低張性-中性-高温泉)/源泉温度56.3度/pH6.6/成分総計:1.43g毎kg/湧出量151.4リットル毎分(掘削自噴)

源泉名:加仁湯 たけの湯No.2/泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性-中性-高温泉)/源泉温度55.1度/pH6.8/成分総計:1.205g毎kg/湧出量45.1リットル毎分(掘削自噴)
適応性

神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・疲労回復・健康増進など

営業時間
年中無休(要問合せ)
送迎付き日帰りプラン(入浴のみ不可)
料金
宿泊料金:楽天トラベル
送迎付き日帰りプラン
入浴施設
女性専用第一露天風呂、混浴第二野天風呂、混浴第三野天風呂、男女別内湯、貸し切り湯あり。
備品等 シャンプー、リンス、ボディーソープ、洗面器、ドライヤー

連絡先

〒321-2717
栃木県日光市川俣871
tel.0288-96-0311(代)
fax.0288-96-0927

駐車場 あり、無料(女渕沢駐車場)
携帯電話
Wi-fi
携帯電話ギリギリ圏内
Wi-fiあり
アクセス 公共機関:東武鬼怒川温泉駅正面出口→日光市営バス女夫渕行き(約105分)女夫渕下車、女夫渕駐車場より送迎バス(約25分)。
車:日光道今市ICより90分、女夫渕駐車場より送迎バス(約25分)。
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345 完全かけ流し
温泉の公式HP 加仁湯のHP
温泉情報
入湯日付 2025年7月15日(火)雨〜7月16日(水)晴れ
  


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