ほったらかし温泉 こっちの湯【温泉奉行所】
(ほったらかしおんせん こっちのゆ)



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2018年明けましておめでとうございます。
みなさまのご多幸を祈念し、
今年最初の記事を掲載させていただきます。

2017年夏の温泉一人旅は、長寿台風5号のお尻を追いかけて…。
台風一過の好天に恵まれた本日は二日目、
山梨県にある『ほったらかし温泉』を目指します。

今年の夏は天候不順で曇り続き、暑さ和らぐ日々が続いておりますが、
コチラ甲府地方はブドウの産地ということで
日照不足にるその生育に問題が出ているといいます。

気になるブドウ畑を縫うようにして登った山の上、
富士山を仰ぎ見る風光明媚な海抜700メートル、
そんな場所にほったらかし温泉があります。

ほったらかし温泉 こっちの湯【温泉奉行所】

何もない小高い山の頂に、掘立小屋やログハウス調の建物群、
まるでキャンプ場に見まごうこの場所に、
スゴイ人気の露天風呂があるという。

決して立派な温泉浴舎や設備はないけれど、
優しいスタッフみなさんの手作り感たっぷり、
そしてあたたか味に満ち溢れた日帰り入浴施設がここにあります。

甲府盆地を眼下に見下ろす山の傾斜地には
あっちの湯』と『こっちの湯』のそれぞれ独立した二つの絶景露天風呂が
入湯客を迎えてくれる。

ほったらかし温泉 こっちの湯【温泉奉行所】

それぞれに入湯料金800円必要なので迷ったときは特性の『サイコロ』を振りましょう。
私の場合は両方ともに入湯しました。
なお、早朝や冬場は「こっちの湯」は閉湯しているのでお間違えなく。

本日は『こっちの湯』をご紹介いたします。
規模は『あっちの湯』よりも半分の大きさしかないけれど、
中央に富士山を望みながら入湯できると好評らしい。


券売機にて入湯料金800円を支払い受付にて手渡します。
靴を脱いで脱衣場へと向かいます。
温かみのある手作り感満載の脱衣場で準備を整えていると…。

『あっちち、あっち』と声が聞こえてくる。
郷ひろみの歌ですか? いえいえ、違いますよ。
ここは『こっちの湯』だよ。

お話を伺うと露天風呂の人工芝が真夏の日差しに照らされて
足の裏がとっても熱かったそうだ。
私:『足の裏はあっちちだけれど、ここはこっちの湯ですよ。』

扉を開けて露天エリアへと向かいます。
露天エリアは高低差の違う湯船が上下に配され、
上段は長方形の大きな木製湯船と湯小屋の内湯、
下段には野趣溢れる巨大岩風呂が備えられている。

 
湯船には透明感半端ない水明なサラっとした浴感の温泉に満たされ、
創業当時からある湯船だが超自然的な開放感があって水紋がとっても美しい。
空のコントラストと湯船の湯がキラキラと輝いています。


ほったらかし温泉 こっちの湯【温泉奉行所】
(画像は、ほったらかし温泉提供)

上段の四角い湯船は『あつ湯』と『ぬる湯』の二つの温度差が設定されていて、
それぞれ実測温度は42.3度と39.7度でした。
夏場はもう少しぬるい方がよさそうですね。

ほったらかし温泉 こっちの湯【温泉奉行所】

若干夏草に覆われた岩風呂は入湯者少な目。
大きくもなく小さくもなく清潔感あふれる湯船は消毒臭も控えめです。
湯温実測42度、真夏の温泉はぬるめの方がいいかもしれないね。

 
ほったらかし温泉 こっちの湯【温泉奉行所】
(画像は、ほったらかし温泉提供)

湯船に入泉すれば正面に鎮座する富士山と、
眼下に拡がる甲府盆地に魅了され、
あたかも雲上露天風呂に浸かるがごとく至極極楽な気分に陶酔するだろう。

ほったらかし温泉 こっちの湯【温泉奉行所】

入湯者:「あっちっちっあっち!日差しが強すぎて頭皮が焼けそうだ♪」
暑かったら傘の無料貸し出しサービスがありますよ。
でもね、郷ひろみの歌ではなく、ここは『こっちの湯』ですよ。

ほったらかし温泉 こっちの湯【温泉奉行所】

寒い季節には欠かせない内湯や洗い場は小さな小屋に設置されております。
入湯者:『あっち、あっち、あっちっち』
私:『いえいえここはやっぱりこっちの湯なのですよ。』

ほったらかし温泉 こっちの湯【温泉奉行所】

小さな四角い湯船には循環加温された温泉に満たされている。
入ってみると『あっっち!!』思わずつぶやきます。
実測温度は約44度とかなり熱めなのです。

ほったらかし温泉 こっちの湯【温泉奉行所】

さすがに関東圏は夏場でも高温湯船が用意されているのか?
真夏のこの季節、この湯船に浸かれば体力消耗です。
しかし、しっとりした泉質はお肌にはよさそうです。

三つの『あっち』が堪能できる『こっちの湯』
是非みなさまにも楽しんでいただきたいものです。
でもね、夏場以外は加温不足となるので『あっち』はないかもです。

 

この『ほったらかし温泉』の由来とは、
温泉だけを愉しんでもらうため必要最低限の設備のみをそろえ、
過度なサービスは一切取り除き「みなさま、あとはご自由に」という意味だとか。

 

春夏秋冬朝昼晩
いつ訪れてもそれぞれ別の顔を愉しませてくれる『ほったらかし温泉』。
拙者、温泉サムライが自信をもってみなさまにお勧めできる温泉なのでござる。



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温泉の場所 ほったらかし温泉 こっちの湯の地図【温泉奉行所】
ほったらかし温泉 こっちの湯の地図【温泉奉行所】


コメント 甲府盆地を一望する標高700メートルにある温泉は、遠くに富士山を望む風光明媚な露天風呂。
温泉の泉質

こっちの湯:源泉名:なし/泉質:アルカリ性単純温泉/泉温32度/pH9.6

適応性 こっちの湯:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
営業時間
10:30〜22:00(平日は17時まで)
冬季はお休みしています。
料金
大人800円
子供(小学生まで)400円
割引情報
入浴施設
内湯、露天風呂、サウナなし
備品等 ボディーソープ、シャンプー、リンス、ドライヤー、100円有料貴重品ロッカー

連絡先

〒405-0036
山梨県山梨市矢坪1669-18
TEL0553-23-1526
FAX0553-23-1926
アクセス 電車:JR山梨市駅下車→タクシーで10分(タクシー料金:片道約2400円)
車:中央自動車道 :勝沼I.C又は一宮・御坂I.Cから約25分
駐車場 280台分あり、無料
お気に入り度
塩素消毒臭度  012345
公式HP ほったらかし温泉のHP
温泉情報
入湯日付 2017年8月9日(水)晴れ


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