
(ちはらおんせん)
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| 温泉奉行所>島根県の温泉>千原温泉 |
いや〜まったく、三瓶山周辺の温泉はスゴイです。 どこの温泉へ行っても濃厚な炭酸泉でいつまでも身体がぽっかぽか。 全身の血管が拡張したのか血流感半端ない。 頓原温泉、三瓶温泉と炭酸温泉入湯後に訪れたのが これまた濃厚炭酸泉で有名な『千原温泉』です。 地図で場所を確認すると…、意外と近そうだ。 三瓶温泉から山裾へ下がったところにある温泉は、 県道40号線から脇道の林道へ舵を取りさらに奥へ。 道はどんどん狭くなり急勾配の下り坂は木々が覆い被さり 木の枝が車の屋根のホコリを払いのけてくれる勢いだ。 谷沿いの下り道、エンジンブレーキを使いながらかなり降りてきた…。 辺りに民家はもちろん人工構造物など全くなく、 あるのは広大な自然のみ。 この先、本当に温泉場はあるのか? ![]() と思った矢先、赤い屋根の建物群が谷筋に見えてきた。 谷川に架かる心細い橋を渡って駐車場へ向かいます。 地方遠征からの大型バイクや乗用車がたくさん停まっています。 『千原温泉』はその昔、 湯治専用の温泉宿としてひっそりと開湯されていたらしく、 健常者の利用はできなかった秘湯と言います。 今では訪れる者は拒まず万人に開放しています。 日帰り入浴利用のみで湯治宿は今現在営業していないようだが、 近くの民泊で湯治が可能という嬉しい案内がHP内にありました。 ![]() それでは、温泉七つ道具を携え期待の温泉場へと向かいます。 建物は入浴施設と言うより普通の田舎にある民家的おもむき、 玄関口には百合の花やシャコバサボテンの鉢植えなどきれいですね。 ![]() ここで呼び鈴を鳴らせば女将さんが登場します。 入湯料金500円を支払って浴室の場所を教えてもらい 奥へと続く廊下を庭の緑を見ながら、お部屋の調度品を拝見しながら進みます。 ![]() 廊下の突き当たり、カーテンで仕切られた簡易な脱衣場があります。 中にはハチの巣状の脱衣箱のみの簡素な造りで、 カギ付きロッカーや鏡付き洗面台など全くない。 ![]() 手早く脱衣を済ませ浴室入り口の木製扉を開けます。 下へ下へと続く階段をゆっくり降りて行くと 黄緑色した湯船がひとつ口を開けて待っている。 ![]() 壁面や床面はコンクリ打ちっ放しの素朴なもの。 溢れ出た温泉の成分によって床面はスゴイ析出物に覆われている。 これぞ神様の隠し湯なのか秘湯感たっぷりだ。 早く入湯したい気持ちを抑え、 壁面にあるシャワーにてかけ湯を丹念に行います。 実はコチラの湯、石鹸類の使用が禁止されているので かけ湯にてきれいに身体を清め流します。 ![]() さて、入湯準備完了したところで湯船を観察します。 若干緑色帯びた茶系の湯は底から泡ブクが多量に湧き上がっています。 まるで金魚鉢のブクブクのような泡の正体は…。 ![]() 湯船の中がまったく見えないので慎重に入湯すると、 かなりぬるめの実測温度35.3度。 体温より低い湯ではあるが夏場の火照った身体にはヒンヤリ気持ちよい。 それにしてもスゴイ泡ブクが底から湧いてきます。 湯底に敷かれたスノコの隙間から源泉と共に湧き上がるこの泡は、 温泉成分である濃厚な炭酸で、辺り一面清涼感ある香りに包まれる。 ![]() 『こんな窪地状空間に炭酸ガスが湧き出せば窒息するのでは?』 と思いながら壁面をふと見れば、 首を振った扇風機がガンガンまわされています。 ![]() 『この扇風機で炭酸ガスを拡散しているということか?』 それにしても暑い夏には最適なぬる湯の源泉かけ流し。 いつまでも入っていられそう。 ![]() シットリと肌に絡むような浴感は塩分由来なのか。 重曹系温泉のツルすべ感と塩泉を感じる極少ベッタリ感が お互いを牽制し合っているような感覚だ。 湯からは炭酸の清涼感に混じって鉄を含む鉱物の香り、 口に含めば鉄味、カルシウムの粉っぽさ、炭酸味、塩味、 さまざまな温泉成分がコラボレーションしています。 この古くさい浴室に湯船がひとつ。 露天風呂もなければサウナもない、最新設備など全くない温泉場ではあるが、 1時間以上浸かっていても飽きないコチラ温泉こそ良泉の証なのだろう。 ![]() 階段の袂に小さな湯船がひとつ蓋がかけられ佇んでいる。 これは冬場において湯から出る際、身体を暖めるための湯船らしい。 以前は男女共用で使用されていた五右衛門風呂だったそうだが 今では男女完全に仕切られ独立しているよう思われる。 ![]() 湯上がり後、のぼせ感やほてり感は一切感じませんが、 身体の芯まで暖かく感じる不思議な感覚だ。 温泉の余韻を存分に楽しみました。 浴舎前を流れる川の中をしばし観察してみると 茶色く変色している箇所がいくつも見て取れる。 辺り一帯源泉が湧き上がっているということなのか? 本日宿泊する『池田ラジウム鉱泉』の チェックイン時刻が迫ってきました。 辺りを散策する間もなく車に飛び乗りこの地を後にします。 千原温泉周辺でお泊りをお考えの方へ。 ご予約は宿へ直接するよりも ↓じゃらんnetや楽天トラベル↓を介して予約する方が
空室状況もWeb上で瞬時にわかる優れもの。 おためしあれ。 |
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| 温泉の場所 | ||||||
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| コメント | 湯底から湧き上がる炭酸の泡は天然バブ温泉。 |
| 温泉の泉質 |
泉質: 含二酸化炭素-ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉/泉34.5℃/成分総計11590mg毎kg/遊離二酸化炭素1176.4mg |
| 適応性 | 切り傷、やけど、慢性皮膚病、慢性婦人病、病後の回復、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、痔疾、慢性消化器病、虚弱児童、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、冷え症、疲労回復、健康増進 |
| 営業時間 |
08:00〜18:00 (木曜定休日) |
| 料金 |
日帰り入浴 大人500円 子供300円(0〜小学生) |
| 割引情報 | |
| 入浴施設 |
男女別内風呂各1、五右衛門風呂あり |
| 備品等 | シャンプー類なし(浴室内石鹸使用禁止)、サウナなし、無料休憩所、有料休憩室(5時間1200円) |
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連絡先 |
〒699-4711 島根県美郷町千原1070 TEL/FAX 0855-76-0334 |
| アクセス | 公共機関:三江線柏淵からタクシーで約20分 車:中国自動車道三次ICから約45km |
| 駐車場 | 10台あり(無料) |
| お気に入り度 | |
| 塩素消毒臭度 | 012345 足元湧出 かけ流し |
| 公式HP | 千原温泉HP |
| 温泉情報 | |
| 入湯日付 | 2014年7月31日(木)晴れ |
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